GAE/Jで動作するバグ管理システムをリリース

GAE/Jでslim3フレームワークを用いて構築したバグ管理システムを作成。
機能はバグ管理に必要な機能のみに絞ったシンプルな形にしたため、
「Simple Bug Tracker」と命名


主な機能はこちら
Googleアカウントによるログイン認証
・マイジョブ画面(ログイン者の作業タスクを表示)
・検索画面
CSVダウンロード(ダウンロード項目は選択可能)
・レポート機能(バグ原因に対する分析結果を表とグラフで表示)
・バグ登録・更新画面
・ファイル添付機能
・メール通知(ON,OFFの設定可能)
・ユーザ設定(管理者のみ設定可能)
・プロジェクト設定(管理者のみ設定可能)
CSVによるデータ取込
・複数プロジェクト管理可能


本来であれば9月1日にリリースしたかったんだけど、
オンラインマニュアル等を作成していたら今日にずれ込んでしまった。


フリー版は、自由にダウンロード可能なので
興味がある方がいれば、使ってみてください。
simplebugtracker


zip形式で圧縮したプロジェクトフォルダがダウンロード出来るので、
ダウンロードしたzipファイルからeclipseにプロジェクトをインポートして、
自分のGoogleアカウントのApp Engineへデプロイすればシステムを開始できます。
デプロイ前に一部プロパティファイルの内容を自分の環境用に
変更が必要なので、詳細はリンク先の説明を読んでください。


世の中には色々なバグ管理システムが多くあるけど、
サーバ構築が必要だったり、インストールや設定が面倒だったりで
中々システム導入出来ない人や会社もあると思う。多分。
でも人間系で管理するのは限界があるし、システムを利用した方が
効率が良いのは明らか。


そんな中で、GAE/Jが登場しサーバの構築やメンテナンスの手間・費用が
不要であり、サーバへのデプロイもボタン一つでOKという手軽に利用できる
環境が提供されたのは個人的には非常に衝撃的だった。
今年の3月位にちょうどJavaが動作する無料サーバがあるか探している
所だったので、タイミング的にも申し分なかったし。


また、GAE/Jだとインターネットに接続できる環境があれば、
利用できるので拠点が複数ある場合でも同じシステムが利用可能なのもポイントが高い。
会社や個人で外部サーバを建てて運用するにしても、セキュリティの問題など
色々面倒な事が多いので簡単には外部へシステム公開出来ないし。


現在の自分の仕事環境も他のメンバとは離れた拠点で作業しているので、
ちょうど抱えていた問題の多くのことがGAE/Jでシステム運用することで解決できるので、
今回の開発するきっかけになった。


とりあえず、時間があれば社内で運用するシステムは
GAE/Jに置き換えていきたいなと思っている今日この頃です。